設備機器 詳細

キャピラリーフローテスター

高分子(熱可塑性プラスチック)を加熱溶融して、キャピラリー(細管)から押し出すことにより、試料の溶融粘度を測定する装置です。

設備機器概要
利用状況 設備利用・予約可
対応分野
  • 加工
使用目的
  • 分析・評価
  • 試作・加工
メーカー (株)東洋精機製作所
型式・番号 キャピログラフPMD-C
導入年度 2017年度
ポイント・仕様 ・試験温度範囲:60~400℃
・押出速度範囲:0.5~1000mm/min
・ロードセル容量:20kN
・ダイスウェル:測定可能
・メルトストレングス:測定可能
用途 フィラーと樹脂とを複合化すると、樹脂の溶融粘度が大きく変化するため、従来の成形条件の適用は難しくなります。
加熱温度や押出速度が、セルロースナノファイバーを複合化した樹脂の溶融粘性に及ぼす影響を調べることで、射出成形条件を最適化することができます。
溶融体のキャピラリー出口での膨張(ダイスウェル)や、引取張力を測定することで、フィラメント材料の押出成形をシミュレーションすることができます。
活用事例
利用上の注意
使用料(県内)円/時間 3420
使用料(県外)円/時間 5130
設置場所(所属名) 産業技術研究開発センター
担当機関 ものづくり研究開発センター
郵便番号 〒933-0981
所在地 富山県高岡市二上町150
TEL 0766-21-2121
FAX 0766-21-2402
備考 本設備は、文科省:地域産学官連携科学技術振興事業で導入しました。